ユーヴェ、ボヌッチをチェルシーに売却へ セスクとのトレード画策か

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 ユヴェントスがクラブに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチの売却準備を進めている。7日付のイギリス紙『エクスプレス』などイギリス各紙が報じた。

 同紙によると、ユヴェントスはチェルシーへボヌッチを移籍させようと画策している模様。移籍金は6000万ポンド(約76億800万円)に上ると見積もられている。チェルシーは今夏の移籍市場でボヌッチ獲得に動いており、パリ・サンジェルマンからブラジル代表DFダヴィド・ルイスが加入した状況においても、ユヴェントスは同クラブからボヌッチへ対する需要があると考えているようだ。

 ボヌッチに対しては今夏、チェルシーの他にもマンチェスター・Cなどが関心を寄せていた。しかしユヴェントスは同選手をクラブに留め、移籍市場閉幕後には契約延長を打診しているとの報道もあった。

 それでも今回、ユヴェントスが同選手の売却を検討している背景には、チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスを獲得しようと目論んでいることが挙げられている。ユヴェントスはボヌッチと同額の6000万ポンドでセスクを加入させようと考えているという。

 ユヴェントスはセスクの他にも、レアル・マドリードに所属するスペイン代表MFイスコへの関心が伝えられるなど、中盤の補強へ向けて積極的に動いている様子。今後の展開に注目が集まる。