スペイン紙が15歳久保の将来性を確信 バルサ退団は損失も「その存在はすでに重要なものに…」

バルサB所属の韓国人コンビとともに現状をレポート

 バルセロナを熱狂的にサポートする地元紙「ムンド・デポルティーボ」は、トップチームの一挙手一投足だけでなく、クラブ自慢のカンテラ(下部組織)の情報も定期的に伝えているが、バルサBに所属するU-20韓国代表FWイ・スンウとペク・スンホ、そしてかつて下部組織に所属した経緯を持つU-20日本代表FW久保建英の現状についてレポートしている。

 イ・スンウは27日に行われたU-20ザンビアとの親善試合で、FWネイマールばりのループシュートを決めたことが現地スペインでも話題になっているが、同紙は久保を含めた3人が今年5月に韓国で開幕するU-20ワールドカップ(W杯)で戦う可能性を指摘。韓国がグループBの首位、日本がグループDを3位で突破した場合、決勝トーナメント1回戦で早くも日韓戦が実現することを伝えつつ、結果次第では準々決勝以降での激突も期待できると記している。

 バルサは2014年に18歳未満の選手に関する移籍協定に抵触したとして、FIFAから移籍禁止処分と、イ・スンウや久保ら下部組織の選手にも公式戦出場禁止処分が科された。それでも彼らに対する期待値は今でも高く、2015年に日本で行われたFIFAクラブワールドカップ決勝戦に招待したエピソードについて触れている。

 

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