代表帰りの倉田(10番)が先制点。G大阪は一時逆転を許したものの、後半に2点を追加して勝ち切った。(C)J.LEAGUE PHOTOS

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[J1リーグ5節]新潟2-3G大阪/4月1日/デンカS
 
 J1リーグ5節の新潟対G大阪が4月1日、デンカビッグスワンスタジアムで行なわれ、G大阪が3-2で勝利した。
 
 先制したのはアウェーのG大阪だった。開始早々の9分に相手ペナルティエリア内でセカンドボールを拾った倉田秋が、トラップから左足を一閃。見事にコントロールされたシュートがファーサイドのネットを揺らした。
 
 一方の新潟は、ここから反撃。17分に新エースのホニがPKを獲得し、これを山崎亮平が蹴り込んで同点に追い付く。さらに55分、チアゴ・ガリャルドのスルーパスを受けたホニが抜け出し、GKとの1対1を制して勝ち越した。
 
 しかし、G大阪は62分に堂安律、73分に泉澤仁を問投入して攻撃を活性化し、迎えた76分。井手口陽介のFKに合わせて金正也がヘッドを叩き込む。さらに85分には、相手ペナルティエリア内でボールを拾った井手口が、冷静にDFをかわして右足で決勝点をねじ込んだ。
 
 試合はそのまま終了。3-2でG大阪が勝点3を得た。G大阪は勝点を11に伸ばし、暫定ながら2位に浮上。一方の新潟は、いまだ公式戦勝ちなしと泥沼から抜け出せずにいる。