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トゥヘル監督が31日に電撃解任!?ドルトムントとの関係はもはや修復不可能とも

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カップ戦の優勝を喜ぶトーマス・トゥヘル監督

 ドルトムントトーマス・トゥヘル監督との関係は、もはや修復できないところまで来ているようだ。ドイツ『シュポルト1』が報じた。

 ユルゲン・クロップ監督の後任として、2015年7月にマインツからドルトムントの指揮官となったトゥヘル監督。7位に低迷していたクラブを立て直し、昨シーズンを2位で終えると、今季は3位と順位を1つ落としたが、27日に5年ぶりのDFBポカール(ドイツ国内杯)制覇に導き、結果を残していた。

 しかし、ドルトムントとトゥヘル監督との別れが近づいているようだ。4か月前からハンス・ヨアヒム・バツケCEOとトゥヘル監督との間には、ギクシャクした関係があったようで、4月11日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)モナコ戦の試合前にチームバスが3度の爆発に襲われたにも関わらず、翌日開催となったことについて意見の食い違いが発生。開催の意義を主張したバツケCEOに対して、トゥヘル監督は選手たちを思い、「無力さ」を感じると反論していた。

 さらにDFBポカール決勝の試合後には、同クラブで主将を務めるDFマルセル・シュメルツァーが、トゥヘル監督への批判とも取れるコメントを残していた。

 同紙によると、ドルトムントとトゥヘル監督との契約は2018年6月までとなっているが、遅くとも31日には別れを迎えるという。すでに後任の噂が出ており、ホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督には断られたようだが、候補としてニースのルシアン・ファブレ監督やフィオレンティーナのパウロ・ソウザ監督、アヤックスのピーター・ボス監督、ケルンのペーター・シュテーガー監督の名前が挙がっている。

 トゥヘル監督自身はレバークーゼンへの移籍も報じられているが、ドルトムントのトゥヘル体制は終わりを迎えてしまうのだろうか。


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